機能追加の背景
立替経費精算に対する法人カード支出のメリットのひとつとして、リアルタイムの支出の把握があります。そして、支出の記憶が薄れないうちにリアルタイムに情報を記録することで、経理処理に必要な情報収集がスムーズになります。
paildでは以前からカード利用明細に対する備考メモの機能を提供していましたが、その対象が売上確定したカード利用明細に限定されていました。この度、未確定のカード利用明細にも備考メモを残せるようになったことで、支出に関する情報整理に、よりご活用いただきやすくなりました。
機能の概要
管理者または一般利用者の権限を持つユーザーが、カード利用明細に対して備考メモを付与することができます。備考メモは入出金履歴のCSV出力にも反映されます。
次のようなシーンでご利用いただけます。
- カードを共有された従業員が、カード利用の使途を報告する
- 必要に応じて、証憑番号や申請番号を入力
- 経理メンバーが、支出に関する情報をメモする
未確定のカード利用明細が確定したときは、次のような挙動となります。
- 未確定状態で付与された備考メモは、確定した利用明細に引き継がれます。
- 1つのオーソリゼーションに対して複数の確定明細が発生する場合、備考メモの内容は最初の確定明細のみに引き継がれます。
- 未確定の明細がキャンセルされたときは、未確定明細とともに備考メモが削除されます。
機能の使い方
[カード詳細画面での使い方]
カードタブを開き、利用明細を開きます。
備考メモの列の「+」のアイコンをクリックします。
任意のメモを入力し、「確定」をクリックします。
[入出金履歴での使い方]
入出金履歴タブを開きます。
備考メモのアイコンをクリックします。
内容の確認・更新ができます。更新しない場合、編集ウィンドウの外の部分をクリックしてキャンセルできます。